12 Bases(データ表) 📊
読書記録、習慣トラッカー、プロジェクトボード… ノートを表に集めて眺め、表の上で直接直し、チャートでも見られます。Notionのデータベースのように使えて、データはすべてノートのフロントマターにプレーンテキストで残ります!
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Basesって何? 🤔
.baseファイル1つが「保存された表」です — どのノートを集めるか(フィルタ)、どのプロパティを列にするか、どう並べるかを覚えています。- データの正体は各ノート冒頭のフロントマター(
---の間のstatus: todoのようなプロパティ)。ノート1つが1行、プロパティ1つが1列! - ObsidianのBasesと同じ形式なので、Obsidianで作った.baseをそのまま開けますし、逆も可能です。
作り方 ➕
- サイドバーのフォルダボタンを押すとドロップダウンに新規Baseがあります — ボルト全体/特定フォルダ/特定タグから範囲を選ぶだけ!
- 一致するノートがよく使うプロパティを自動で列に構成し、作成直後にツリーでそのまま名前を付けられます。
- サイドバーの空きスペースやフォルダの右クリック → 新規Baseでも作れます。
表でできること 🛠️
- 並べ替え: 列見出しをクリックすると昇順 ▲ → 降順 ▼ → 解除の順に切り替わります。
- 列の管理: 列見出しにマウスを乗せると出る⌄メニュー(右クリックもOK)で名前変更・左右移動・削除、右端の+ボタンでボルトにあるプロパティから列を追加!
- フィルタ: 上部の+フィルタボタンで「タグが○○」「statusがdone」のような条件をチップとして追加・削除。文法いらず、ドロップダウン3つで十分!
- ビュータブ: 1つの.baseに複数のビュー(表/カード/カンバン/チャート/プロジェクト)を持てます。タブの⌄メニューから名前変更・表↔カード↔カンバン↔チャート↔プロジェクト切替・複製・削除・CSVエクスポートまで。
セルで直接編集 ✏️
- セルをクリックするとその場で編集できます。列のタイプは自動判定 —
- ✅ チェックボックス列はワンクリックでトグル、📅 日付列はカレンダーピッカー、🔢 数値列は数値入力
- 🏷️ リスト/タグ列はカンマ区切り、✍️ テキスト列は同じ列の既存値がオートコンプリートに!
- 値を空にして保存するとそのプロパティが削除されます。Enter=保存、Esc=キャンセル。
- 左のチェックボックスで複数行を選ぶと一括操作バーが現れます — 選んだノートのプロパティをまとめて変更したり、まとめて削除したりできます。
+ 新規アイテム行 🌱
表の一番下の点線の入力欄にノート名を入れてEnter — 現在のフィルタに合うフロントマター(タグ・フォルダ・プロパティ)があらかじめ入った新しいノートが作られます。連続入力できるのでリスト作りがあっという間!
✨ AIで埋める(列メニュー)
列の⌄メニューのAIで埋めるを押すと、AIが各ノートの本文を読んでそのプロパティの値を決めて埋めてくれます。「ジャンル」「難易度」「一行要約」のような列を作って任せてみましょう。空欄のみ/すべて埋め直すを選べます。→ AIエージェント
チャートビュー 📈
ビューをチャートに切り替えると表がグラフになります — グループ(どのプロパティでまとめるか)・集計(件数/合計/平均)・チャートの種類(棒/横棒/折れ線/面/円/ドーナツ/ロリポップ)の3つを選ぶだけ。日付の値と作成/更新日時は自動で月単位にまとまるので、「月別読書量」のようなチャートがすぐ作れます。
どこでも再利用 ♻️
- ノートに埋め込み: 本文に
![[読書リスト.base]]と1行書けばその場にライブの表が!![[読書リスト.base#チャート]]のように#でビューも選べます。ノートを保存すると自動更新。 - ダッシュボードのボード: ダッシュボードのクエリボードのプリセットからBaseを表示を選択。
- マインドマップのカード: マインドマップに.baseファイルを置くとカードに表のスナップショットが描画されます。さらにそのカードを選択して「自動マインドマップ」ボタンを押すと、ボード(ビュー)を選んで表全体が丸ごとマインドマップに広がります(状態別ボードはカラーグループでカンバンのように列を揃えて!)。
- CSVエクスポート: ビューメニューからワンクリック — ExcelやGoogleスプレッドシートでそのまま開けます。
- AIに質問: デスクトップのエージェントに「statusがtodoのノートを探して」のように聞くと、プロパティをDBのように照会して答えます。
- AIに表を作ってもらう: デスクトップのエージェントは照会だけでなく.baseファイル自体を作ったり直したりします — 「このフォルダーのノートで読書記録の表を作って」「状態別のかんばんボードにして」「月別件数のチャートビューを追加して」「プロジェクトビューでセットアップして」のように(必要なら条件に合うノートも一緒に作ってくれます)。→ シーン別活用レシピ
カンバンボード 🧮
ビューメニュー(タブ ⌄)のカンバン表示で、ノートをプロパティ値ごとの列(例: 状態ボード)として見られます。カードを別の列にドラッグするとそのプロパティ値がノートに記録されます(スマホ/iPadは長押しドラッグ、端で自動スクロール)。たとえば「進行中」の列から「完了」の列へ移すと、そのノートの 상태/status が完了に変わる、という具合です。列見出しの+はその状態入りの新規ノートを作ります。ツールバーの列の管理で列の順序を変え、まだカードのない列(「進行中」など)も先に作れます。カードには先頭1〜2プロパティが表示され、過ぎた日付は赤く、カードの右クリックでノートを開かずに編集できます。
- まだ無いプロパティでまとめる: グループのselect(またはセクションの⋮)の「+ 新しいプロパティでグループ」に 상태 のような名前をオートコンプリートの入力欄で打てば、どのノートにもまだ無いプロパティでもボードを始められます。列を作ってカードをドラッグすると、そのプロパティが埋まります。
- フィルターから外れて消えるときの案内: そのビューがグループプロパティでフィルターされている場合(例: 상태 == "할 일" のビュー)、カードを別の列へ移した瞬間にフィルターから外れて一覧から消えますが、このとき黙って消えずにトーストで知らせます(「完了に変更 — この一覧のフィルターに合わないため隠されます」)。ノートはそのまま残っているので、状態別のセクションを複数置いておけば、移したカードはその状態のセクションに現れます。
そのまま使えるプリセットボード 🎁
自分で組まなくても、サイドバーの+メニューやコマンドパレットから選んですぐ作れるボードがあります。
- PARAボード 🗄️: para値のあるノートをプロジェクト・エリア・リソース・アーカイブの4列のカンバンに。カードをドラッグして移すとparaが変わります。→ 知識の構造化
- 蔵書 📚: type: bookノートを集める縦型の本棚(前面ギャラリー)ビュー。表紙を読了の棚へドラッグして読了に、表紙の下には読書進行率バーまで。→ 蔵書と読書記録
- 家計簿 💰: 支出・収入の内訳ノートを集めて表+サマリーパネルに。期間別の収入・支出・収支、予算、カテゴリ比率まで一画面で。→ 家計簿
プロジェクトビュー 🗂️
ベース1つでプロジェクトを丸ごと管理するビューです — 表紙・状態・締切D-day・進行率のあるホームの下に、他のビューをセクションとして積みます。8種のテンプレート(小説・読書・研究・業務・旅行・ブログ・勉強…)、紹介ノート埋め込み、✨ AIブリーフィング、ダッシュボード・カレンダー連携まで — 詳しくは12-1 プロジェクトビューへ!
ソースが気になったら </> 🧑💻
右上の</> ソースボタンでYAMLの原文を直接編集できます(ビューに戻すと反映)。UIが対応しない複雑なフィルタ(or/notの入れ子、日付演算など)や数式列(formulas:)はソースに書けば表で計算されて表示されます。
数式列 — 計算はObsiKOにおまかせ ✨🧮
formulas:に式を書くと、ノートごとに計算された読み取り専用の列(formula.名前)ができます。プロパティ名はそのまま使え、他の数式はformula.名前で参照します。
ソースを開かなくてもOK — 表の右端の+ → 「ƒ 数式列を追加」でフォームから名前と式を入力でき(先頭行でのライブプレビューつき!)、数式列ヘッダの⌄ → 「ƒ 数式を編集」でいつでも修正・削除できます。
formulas:
合計: 価格 * 数量
評価: 点数 >= 90 ? "A" : 点数 >= 80 ? "B" : "C"
残り日数: dateDiff(today(), 締切)
締切週: dateFormat(締切, "MM.DD") + " (" + weekday(締切) + ")"
平均点: round(点数リスト.avg(), 1)
著者整理: 著者.split(",").unique().sort().join(" · ")
予算状況: coalesce(予算, 0) > 0 ? "確定" : "未定"
使えるもの:
- 演算: + - * / %、比較(== != > <…)、&& || !、三項 条件 ? 真 : 偽、括弧。日付±期間の混合(締切 + duration("1 week"))もOK。
- 数値: abs round(x, 桁数) floor ceil sqrt pow clamp(v, 最小, 最大) min max sum average(avg) number
- 日付: now() today() date("2026-07-17") duration("3 days") year month day hour minute weekday(曜日名) dateFormat(日付, "YYYY.MM.DD HH:mm ddd") dateDiff(から, まで, "days")
- 条件・既定値: if(条件, 真, 偽)(=choice)・coalesce(値1, 値2, …)(=default、最初の空でない値 — フロントマター欠落時の既定値に)
- 文字列メソッド: .lower() .upper() .trim() .slice(0,5) .replace("a","b") .split(",") .padStart(3,"0") .repeat(n) .contains() .startsWith() .endsWith() .isEmpty() .toFixed(1) .length
- リストメソッド(タグ・複数値プロパティ): .first() .last() .count() .sort()/.sort("desc") .reverse() .unique() .sum() .avg() .join(" · ")
表でそのまま押せるウィジェット数式 — 星評価 ⭐・完了チェック ✅
数式列は読むだけじゃありません! 2つは表の中でそのまま触れるウィジェットになります。
- 星評価 stars(評価): セルに星5つが表示されます。星をクリック(タップ)するとその数が 評価 プロパティにそのまま記録され、同じ星をもう一度押すと0にクリア!
- 完了チェック checkbox(完了): セルにチェックボックスが表示され、押すと 完了 プロパティが真/偽で切り替わります。
- 数式列追加フォームのプリセットから「星評価」「完了チェック」を選べば一発で作れます。並べ替え・集計はその値のまま動きます。
ノート同士をつないで計算する — リレーションとロールアップ 🔗🧮
Notionの「リレーション・ロールアップ」がObsiKOでも使えます。ただし専用のデータベースはありません — フロントマターに書いた[[ウィキリンク]]がそのままリレーションなんです!
---
title: 新製品ローンチ
para: project
parent_area: "[[マーケティング]]" # ← この一行が「リレーション」
done: false
---
これだけで、表からつながった向こうのノートの値をそのまま引っぱってこられます。
向こうのノートの値を取る — ドットひとつでOK .
数式列にリレーションのプロパティ.取りたいプロパティと書くだけです。
formulas:
エリア状態: parent_area.status # 上位エリアノートの status
エリア名: parent_area.file.name # 向こうのノートのファイル名
著者の国: 著者.国 # 値が複数なら結果も複数!
- リンクが複数ある場合(
著者: ["[[キム作家]]", "[[イ作家]]"])は、値もまとめて返ります。 - リンクが壊れていたりそんなノートが無ければ、静かに空の値になります(エラーにはなりません!)。
- 同じ名前のノートが複数あるときは、①同じフォルダ → ②より浅いパス → ③最近更新したものの順に賢く選びます。
自分を指しているノートを数える — ロールアップ backlinks()
逆方向もできます!「parent_area で自分を指しているノートたち」を集めて、件数や合計を出せます。エリア(Area)ノートの表でとくに便利です。
formulas:
プロジェクト数: backlinks("parent_area").count()
進行中: backlinks("parent_area").where("done", "!=", true).count()
予算合計: backlinks("parent_area").sum("予算")
一覧: backlinks("parent_area").join(" · ")
.where(プロパティ, 比較, 値)で条件を付けます —==!=><>=<=が使えます。- 集計は
countsumavgminmaxjoinuniquefirstlastanyallvaluescountNonEmptyがあります。 - 前の節の関数と混ぜてもOK:
round(backlinks("parent_area").avg("進捗"), 1)
もう少しはっきり書きたいなら — 関数形式
ドット表記の代わりに関数で書いても同じです。プロパティ名にドットや空白が混ざって紛らわしいときに便利です。
| 書き方 | 意味 |
|---|---|
link(parent_area).status |
リンクを1つたどって値を読む |
links(著者).count() |
複数のリンクをまとめて扱う |
backlinks("parent_area") |
そのプロパティで自分を指すノートたち(= inbound(...)) |
💡 なぜこう作ったかというと:リレーションを別のデータベースに入れてしまうと、ノートを移したり他のアプリで開いたときに関係がまるごと消えてしまいます。ObsiKOではリレーションもただのマークダウン一行なので、Obsidianで開いても普通のウィキリンクに見えますし、つながりパネル・グラフビューにも自然に一緒に現れます。→ 知識の構造化
ビュータイトルを飾る — バナー色と名前 🎨
- すべてのベースビューのタイトル行には、種類アイコンと一緒に✎(名前変更)・🎨(ヘッダー色)ボタンがあります。
- 🎨を押すとプリセット6色+カスタムカラーピッカーが開き、タブの行からタイトルまで画面上部がまるごとその色のバナーになります(Notionのカバーみたいに!)。文字色は背景の明るさに合わせて白/黒が自動で選ばれます。✕で元どおり。
- ✎で変えたタイトルはファイル名とは別に保存されます(空にすると再びファイル名に従います)。
豆知識 💡
- Obsidianと行き来しても安全です — ObsiKOが知らない設定キーはそのまま保存されます(ただしソースのコメントはUIで編集すると失われます)。
- データはノートファイルそのものなのでバックアップ・同期・引っ越しが自由で、タグやグラフビューとも自然につながります。