Bases(データ表) 📊
読書記録、習慣トラッカー、プロジェクトボード… ノートを表に集めて眺め、表の上で直接直し、チャートでも見られます。Notionのデータベースのように使えて、データはすべてノートのフロントマターにプレーンテキストで残ります!
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Basesって何? 🤔
.baseファイル1つが「保存された表」です — どのノートを集めるか(フィルタ)、どのプロパティを列にするか、どう並べるかを覚えています。- データの正体は各ノート冒頭のフロントマター(
---の間のstatus: todoのようなプロパティ)。ノート1つが1行、プロパティ1つが1列! - ObsidianのBasesと同じ形式なので、Obsidianで作った.baseをそのまま開けますし、逆も可能です。
作り方 ➕
- サイドバーのフォルダボタンを押すとドロップダウンに新規Base ▸があります — マウスを乗せる(タッチは軽くタップ)と横にボルト全体/特定フォルダ/特定タグが出るので、範囲を選ぶだけ!
- 一致するノートがよく使うプロパティを自動で列に構成し、作成直後にツリーでそのまま名前を付けられます。
- サイドバーの空きスペースを右クリック → 新規Baseでも作れます。
- フォルダをまるごと表で見る 📁→📊: フォルダの⋯(または右クリック)→「このフォルダを表で見る」を押すと、そのフォルダの中に
<フォルダ名>.baseが作られてすぐ開きます。フィルタはそのフォルダに自動設定され、列も自動で入ります。すでにある場合は上書きせずそのまま開きます — 一度作っておけば、フォルダを開いたとき一番上に見えるそのファイルが「フォルダの表」です。 - あとでフォルダ名を変えたり移動しても、そのフォルダを指していた表のフィルタが一緒に付いてきます(何件直したかお知らせします)。
表でできること 🛠️
- 並べ替え: 列見出しをクリックすると昇順 ▲ → 降順 ▼ → 解除の順に切り替わります。
- 列の管理: 列見出しにマウスを乗せると出る⌄メニュー(右クリックもOK)で名前変更・左右移動・削除、右端の+ボタンでボルトにあるプロパティから列を追加!
- フィルタ 🔽: タイトル横のじょうごボタンを押すと、効いている条件がチップで表示され、そこから+フィルタで追加・×で削除できます。文法いらず、ドロップダウン3つで十分! 条件があるときはボタンに件数バッジが付くので、たたまれていてもフィルタ中だと分かります。
- カードに色をつける 🎨: ノートのフロントマターに
colorプロパティがあると、カードビューとカンバンボードのそのカードが同じ色で表示されます(淡いティント+左の色帯 — 文字はそのまま読みやすいままです)。ラベルチップやD-dayバッジもそのまま付きます(書斎の表紙カードとPARAボードは自前の色体系があるのでそのままです)。ノートのタイトル帯・ファイルツリーのアイコンと同じ色ルールなので、別に設定することはありません。→ 04-1 フロントマタープロパティ - ビュータブ: 1つの.baseに複数のビュー(表/カード/カンバン/チャート/プロジェクト)を持てます。タブの⌄メニューから名前変更・表↔カード↔カンバン↔チャート↔プロジェクト切替・複製・削除・CSVエクスポートまで。
セルで直接編集 ✏️
- セルをクリックするとその場で編集できます。列のタイプは自動判定 —
- ✅ チェックボックス列はワンクリックでトグル、📅 日付列はカレンダーピッカー、🔢 数値列は数値入力
- 🏷️ リスト/タグ列はカンマ区切り、✍️ テキスト列は同じ列の既存値がオートコンプリートに!
- 値を空にして保存するとそのプロパティが削除されます。Enter=保存、Esc=キャンセル。
- 左のチェックボックスで複数行を選ぶと一括操作バーが現れます — 選んだノートのプロパティをまとめて変更したり、まとめて削除したりできます。
+ 新規アイテム行 🌱
表の一番下の点線の入力欄にノート名を入れてEnter — 現在のフィルタに合うフロントマター(タグ・フォルダ・プロパティ)があらかじめ入った新しいノートが作られます。連続入力できるのでリスト作りがあっという間!
本文の雛形も一緒にしたいときは、.baseファイルにtemplate: Template/やること.mdと1行書くだけです(ビューごとに変えたいときはそのビューの下に)。+で作ったカードがプロパティだけでなくその雛形の本文から始まります — Notionの「データベーステンプレート」と同じ位置づけです。宣言が無ければ、そのカードの種類(type)に付けた雛形が使われます → 17 知識の構造化。衝突したときはカンバンの列で決めた値が勝ちます(でないとカードが違う列に落ちてしまいます)。
✨ AIで埋める(列メニュー)
列の⌄メニューのAIで埋めるを押すと、AIが各ノートの本文を読んでそのプロパティの値を決めて埋めてくれます。「ジャンル」「難易度」「一行要約」のような列を作って任せてみましょう。空欄のみ/すべて埋め直すを選べます。→ AIエージェント
チャートビュー 📈
ビューをチャートに切り替えると表がグラフになります — グループ(どのプロパティでまとめるか)・集計(件数/合計/平均)・チャートの種類(棒/横棒/折れ線/面/円/ドーナツ/ロリポップ)の3つを選ぶだけ。日付の値と作成/更新日時は自動で月単位にまとまるので、「月別読書量」のようなチャートがすぐ作れます。
どこでも再利用 ♻️
- ノートに埋め込み: 本文に
![[読書リスト.base]]と1行書けばその場にライブの表が!![[読書リスト.base#チャート]]のように#でビューも選べます。ノートを保存すると自動更新。 - ダッシュボードのボード: ダッシュボードのクエリボードのプリセットからBaseを表示を選択。
- マインドマップのカード: マインドマップに.baseファイルを置くとカードに表のスナップショットが描画されます。さらにそのカードを選択して「自動マインドマップ」ボタンを押すと、ボード(ビュー)を選んで表全体が丸ごとマインドマップに広がります(状態別ボードはカラーグループでカンバンのように列を揃えて!)。
- CSVエクスポート: ビューメニューからワンクリック — ExcelやGoogleスプレッドシートでそのまま開けます。
- AIに質問: デスクトップのエージェントに「statusがtodoのノートを探して」のように聞くと、プロパティをDBのように照会して答えます。
- AIに表を作ってもらう: デスクトップのエージェントは照会だけでなく.baseファイル自体を作ったり直したりします — 「このフォルダーのノートで読書記録の表を作って」「状態別のかんばんボードにして」「月別件数のチャートビューを追加して」「プロジェクトビューでセットアップして」のように(必要なら条件に合うノートも一緒に作ってくれます)。→ シーン別活用レシピ
カンバンボード 🧮
ビューメニュー(タブ ⌄)のカンバン表示で、ノートをプロパティ値ごとの列(例: 状態ボード)として見られます。カードを別の列にドラッグするとそのプロパティ値がノートに記録されます(スマホ/iPadは長押しドラッグ、端で自動スクロール)。たとえば「進行中」の列から「完了」の列へ移すと、そのノートの 상태/status が完了に変わる、という具合です。列見出しの+はその状態入りの新規ノートを作ります。ツールバーの列の管理で列の順序を変え、まだカードのない列(「進行中」など)も先に作れます。カードには先頭1〜2プロパティが表示され、過ぎた日付は赤く、カードの右クリックでノートを開かずに編集できます。
- まだ無いプロパティでまとめる: グループのselect(またはセクションの⋮)の「+ 新しいプロパティでグループ」に 상태 のような名前をオートコンプリートの入力欄で打てば、どのノートにもまだ無いプロパティでもボードを始められます。列を作ってカードをドラッグすると、そのプロパティが埋まります。
- フィルターから外れて消えるときの案内: そのビューがグループプロパティでフィルターされている場合(例: 상태 == "할 일" のビュー)、カードを別の列へ移した瞬間にフィルターから外れて一覧から消えますが、このとき黙って消えずにトーストで知らせます(「完了に変更 — この一覧のフィルターに合わないため隠されます」)。ノートはそのまま残っているので、状態別のセクションを複数置いておけば、移したカードはその状態のセクションに現れます。
- 好きな位置に差し込む(手動並べ替え) ✋: 列の中でカードを上下にドラッグして優先順位を決められます — どこに入るか挿入線が見え、別の列へ移すときも好きな位置の間に置けます。順序は各ノートのorderプロパティに保存されるので、同期やリネームにも安全。ビューにソートを指定するとそちらが優先され(ドラッグしても並びは不変)、ソートを外せば元の手動順に戻ります。移動直後は「元に戻す」ピルが出て誤操作をすぐ戻せます。
- +はインライン入力欄: 列見出しの+を押すとその場に入力欄が開き、Enter連打で連続追加できます(新カードは列の一番上に)。複数行を貼り付けると行ごとにカードになります。Escで閉じます。カードには期限(due・deadline)があればD-dayバッジ(間近=黄・超過=赤)、本文にチェックボックスがあれば進捗 ☑ 1/2も表示されます。
- ラベル色チップ 🏷️: ノートに labels: [緊急, 執筆] を書くとカードに色チップが付きます。色は.baseのlabelColors:(red・blueなどの名前)で指定、未指定は安定した自動色。チップをクリックするとそのラベルだけの絞り込み(複数=OR)。タグをラベルに使うなら labelProp: tags の一行でOK。
- カード右クリック = ミニカードウィンドウ: ノートを開かずにプロパティ・期限・ラベル、さらにチェックリストをその場でチェック/追加。大きくなった項目は⤴で同じ列の新カードに昇格(元の行はリンクに)。↑↓ボタンで並べ替えも。
- カード密度プリセット: ボード上の「カード」選択で標準/シンプル(タイトル+期限のみ)/表紙(画像バナー)を切り替え。列管理でWIP上限を決めると超過時に数が赤くなり(ブロックはしません)、列見出しの▾で列を折りたたみもできます。
そのまま使えるプリセットボード 🎁
自分で組まなくても、サイドバーの+メニューやコマンドパレットから選んですぐ作れるボードがあります。
- PARAボード 🗄️: para値のあるノートをプロジェクト・エリア・リソース・アーカイブの4列のカンバンに。カードをドラッグして移すとparaが変わります。→ 知識の構造化
- 蔵書 📚: type: bookノートを集める縦型の本棚(前面ギャラリー)ビュー。表紙を読了の棚へドラッグして読了に、表紙の下には読書進行率バーまで。→ 蔵書と読書記録
- 家計簿 💰: 支出・収入の内訳ノートを集めて表+サマリーパネルに。期間別の収入・支出・収支、予算、カテゴリ比率まで一画面で。→ 家計簿
プロジェクトビュー 🗂️
ベース1つでプロジェクトを丸ごと管理するビューです — 表紙・状態・締切D-day・進行率のあるホームの下に、他のビューをセクションとして積みます。8種のテンプレート(小説・読書・研究・業務・旅行・ブログ・勉強…)、紹介ノート埋め込み、✨ AIブリーフィング、ダッシュボード・カレンダー連携まで — 詳しくは12-1 プロジェクトビューへ!
ソースが気になったら — ビューメニュー ▸ ソース表示 🧑💻
上部の👁 ビューメニュー ▸ ソース表示(⌘⇧O)でYAMLの原文を直接編集できます(もう一度選ぶと表に戻ります)。マークダウンノートの「ソース表示」と同じ場所・同じ操作です。UIが対応しない複雑なフィルタ(or/notの入れ子、日付演算など)や数式列(formulas:)はソースに書けば表で計算されて表示されます。
数式列 — 計算はObsiKOにおまかせ ✨🧮
formulas:に式を書くと、ノートごとに計算された読み取り専用の列(formula.名前)ができます。プロパティ名はそのまま使え、他の数式はformula.名前で参照します。
ソースを開かなくてもOK — 表の右端の+ → 「ƒ 数式列を追加」でフォームから作れます。数式列ヘッダの⌄ → 「ƒ 数式を編集」でいつでも修正・削除できます。
数式が書けなくても作れます 🙌
プリセットを押すと、必要なプロパティを選ぶ欄がすぐ下に開きます。 たとえば「進捗率」を押すと [現在の値 ▼] [全体の値 ▼] が出るので、自分のプロパティを選ぶだけで式が完成します。画面が切り替わったり別のウィンドウが出たりしません — すべてその場で。
- 候補がちょうど1つなら、あらかじめ選んでおきます。複数あるときは自分で選んでください(選び間違いはエラーではなくもっともらしい間違った答えになるからです)。
- 星評価とチェックボックスは自動で選びません。 この2つは表で押したときに実際のノートのプロパティを書き換えるので、必ず確認します。
- この表のプロパティのチップを押すと、数式のカーソル位置にその名前が入ります(プロパティ名を手で打つ必要がありません)。空白が入っていて数式で使えない名前は、薄く表示して理由をお知らせします。
- この表で使えないプリセットは薄く表示されます(日付プロパティがなければ D-day が薄くなります)。隠さないので押してみてもOKです。
- プレビューが「何を使っていくつになったか」を見せます — デミアン · read_pages 300 · total_pages 300 → 100。
💡 プリセットのプロパティ名は「例」です。 自分のノートが別の名前を使っているときは、プレビューが「この表のノートにはまだ ○○ プロパティがありません」と教えてくれ、すぐ横の
deadline → [置き換え ▼]でこの表にあるプロパティに入れ替えられます。まだそのプロパティがないノートは、エラーではなく空欄のままになり、保存もブロックされません(プロパティは後から足してもOK)。
formulas:
合計: 価格 * 数量
評価: 点数 >= 90 ? "A" : 点数 >= 80 ? "B" : "C"
残り日数: dateDiff(today(), 締切)
締切週: dateFormat(締切, "MM.DD") + " (" + weekday(締切) + ")"
平均点: round(点数リスト.avg(), 1)
著者整理: 著者.split(",").unique().sort().join(" · ")
予算状況: coalesce(予算, 0) > 0 ? "確定" : "未定"
まとめる・分ける・リンクを数える 🧩
- まとめる: 列見出しの ⌄ →「この列でまとめる」 — 同じ値どうしがまとまりの見出しの下に集まります。見出しを押すと折りたためて、別の列の ⌄ →「まとまりの要約」 でそのまとまりの 合計・平均・最小・最大・件数 を見出しに出せます。(表・カードビュー)
- 値ごとに分けて表示:
担当: [ミンス, ユナ]のように値が複数ある列の ⌄ →「値ごとに分けて表示」 — そのノートが値ごとに1行に分かれます。担当者別・タグ別に数えたりまとめたりするのにぴったり!(分けた列は「どの値を直すのか」が分からないため編集だけロックされます。) - リンクもデータです:
file.inlinks(自分を指しているノート)・file.outlinks(自分が指しているノート)をそのまま数えられます —file.inlinks.count()で「リンク数」列を作れば誰からも指されていないノートが一目で分かります。(数式プリセットの リンク数・タスク進捗 として用意されています。) - ほかに
file.taskCount・file.taskDone(本文のチェックボックス数)、file.day(ファイル名が2026-08-15ならその日付 — 日付名のノートにフロントマターを書かなくてOK)も使えます。
本文に書いたプロパティも読みます 📝
フロントマターではなく 本文に 状態:: 進行中 のように書いた値も、表でそのまま拾われます(Obsidian Dataviewのボルトをそのまま開いてもデータが消えないように)。文中の 評価は [rating:: 9] 点 もOKです。
- フロントマターが必ず優先 — 同じ名前が両方にあればフロントマターの値を使います。
- ObsiKOがこの書き方で新しく書くことはありません(プロパティの標準の置き場所はフロントマターです)。読むだけです。
- 復習カード(表::裏)と記号が同じなので、#flashcards タグの付いたノートでは本文プロパティを読みません。カードがプロパティに化けないように!
本文の中の自動値 = 式 ✨
文章の途中に `= dateDiff(today(), 締切)` のように書くと、その場で計算された値が表示されます。上の数式とまったく同じ文法なので、新しく覚えることはありません!
- カーソルをその行に置くと元の式が戻って編集できます。ファイルには式がそのまま残るので、Obsidianで開いても同じ値が見えます。
- `= file.inlinks.count()`、`= round(費用 * 1.1)` など何でも。式でなければ何も変えず、文字のまま残します。
使えるもの:
- 演算: + - * / %、比較(== != > <…)、&& || !、三項 条件 ? 真 : 偽、括弧。日付±期間の混合(締切 + duration("1 week"))もOK。
- 数値: abs round(x, 桁数) floor ceil sqrt pow clamp(v, 最小, 最大) min max sum average(avg) number
- 日付: now() today() date("2026-07-17") duration("3 days") year month day hour minute weekday(曜日名) dateFormat(日付, "YYYY.MM.DD HH:mm ddd") dateDiff(から, まで, "days")
- 条件・既定値: if(条件, 真, 偽)(=choice)・coalesce(値1, 値2, …)(=default、最初の空でない値 — フロントマター欠落時の既定値に)
- 文字列メソッド: .lower() .upper() .trim() .slice(0,5) .replace("a","b") .split(",") .padStart(3,"0") .repeat(n) .contains() .startsWith() .endsWith() .isEmpty() .toFixed(1) .length
- リストメソッド(タグ・複数値プロパティ): .first() .last() .count() .sort()/.sort("desc") .reverse() .unique() .sum() .avg() .join(" · ")
表に図として出るウィジェット数式 — 星評価 ⭐・チェックボックス ✅・進捗率 ▰
数式列は文字だけじゃありません! 3つは表の中で図として表示されます。
- 星評価 stars(評価): セルに星5つが表示されます。星をクリック(タップ)するとその数が 評価 プロパティにそのまま記録され、同じ星をもう一度押すと0にクリア!
- チェックボックス checkbox(完了): セルにチェックボックスが表示され、押すと 完了 プロパティが真/偽で切り替わります。
- 進捗率 progress(読んだページ, 全ページ): セルにバーと%が表示され、満たすと緑になります。すでにパーセントの値があるなら progress(達成率) のように1つだけでもOK。
- 進捗率は表示専用です(星やチェックボックスと違って押しても変えられません — 何%かは元のプロパティが決めるからです)。
- 全体が0だったり値がないノートは、変な数字ではなく空欄のままにします。
- 以前 round(読んだページ / 全ページ * 100) で作っておいた列もそのままバーになります(ファイルを直す必要はありません)。
- 数式列追加フォームのプリセットから「星評価」「チェックボックス」「進捗率」を選べば一発で作れます。プリセットを押すと数式の名前も一緒に入ります(自分で付けた名前はそのままです)。並べ替え・集計はその値のまま動きます。
ノート同士をつないで計算する — リレーションとロールアップ 🔗🧮
Notionの「リレーション・ロールアップ」がObsiKOでも使えます。ただし専用のデータベースはありません — フロントマターに書いた[[ウィキリンク]]がそのままリレーションなんです!
---
title: 新製品ローンチ
para: project
parent_area: "[[マーケティング]]" # ← この一行が「リレーション」
done: false
---
これだけで、表からつながった向こうのノートの値をそのまま引っぱってこられます。
向こうのノートの値を取る — ドットひとつでOK .
数式列にリレーションのプロパティ.取りたいプロパティと書くだけです。
formulas:
エリア状態: parent_area.status # 上位エリアノートの status
エリア名: parent_area.file.name # 向こうのノートのファイル名
著者の国: 著者.国 # 値が複数なら結果も複数!
- リンクが複数ある場合(
著者: ["[[キム作家]]", "[[イ作家]]"])は、値もまとめて返ります。 - リンクが壊れていたりそんなノートが無ければ、静かに空の値になります(エラーにはなりません!)。
- 同じ名前のノートが複数あるときは、①同じフォルダ → ②より浅いパス → ③最近更新したものの順に賢く選びます。
自分を指しているノートを数える — ロールアップ backlinks()
逆方向もできます!「parent_area で自分を指しているノートたち」を集めて、件数や合計を出せます。エリア(Area)ノートの表でとくに便利です。
formulas:
プロジェクト数: backlinks("parent_area").count()
進行中: backlinks("parent_area").where("done", "!=", true).count()
予算合計: backlinks("parent_area").sum("予算")
一覧: backlinks("parent_area").join(" · ")
.where(プロパティ, 比較, 値)で条件を付けます —==!=><>=<=が使えます。- 集計は
countsumavgminmaxjoinuniquefirstlastanyallvaluescountNonEmptyがあります。 - 前の節の関数と混ぜてもOK:
round(backlinks("parent_area").avg("進捗"), 1)
もう少しはっきり書きたいなら — 関数形式
ドット表記の代わりに関数で書いても同じです。プロパティ名にドットや空白が混ざって紛らわしいときに便利です。
| 書き方 | 意味 |
|---|---|
link(parent_area).status |
リンクを1つたどって値を読む |
links(著者).count() |
複数のリンクをまとめて扱う |
backlinks("parent_area") |
そのプロパティで自分を指すノートたち(= inbound(...)) |
💡 なぜこう作ったかというと:リレーションを別のデータベースに入れてしまうと、ノートを移したり他のアプリで開いたときに関係がまるごと消えてしまいます。ObsiKOではリレーションもただのマークダウン一行なので、Obsidianで開いても普通のウィキリンクに見えますし、つながりパネル・グラフビューにも自然に一緒に現れます。→ 知識の構造化
ビュータイトルを飾る — バナー色と名前 🎨
- すべてのベースビューのタイトル行には、種類アイコンと一緒に🔽(フィルタ)・🎨(ヘッダー色)・✎(名前変更)・?(ヘルプ)ボタンが並んでいます。ヘッダー色を塗ると、これらのボタンもタイトルと同じく明るさに合わせて白/黒に変わります。
- 🎨を押すとプリセット6色が開き、タブの行からタイトルまで画面上部がまるごとその色のバナーになります(Notionのカバーみたいに!)。文字色は背景の明るさに合わせて白/黒が自動で選ばれます。✕で元どおり。
- プリセット以外の色を使いたいときは一番最後のパレットボタンからカラーパネルを開き、色を選んで「ノート色に設定」(ベースではヘッダー色です)を押します。ポップオーバーを開いただけではパネルは開きません。
- ✎で変えたタイトルはファイル名とは別に保存されます(空にすると再びファイル名に従います)。
- ブックマーク 🔖: よく使う表は右上のしおりリボンで入れておきましょう — マークダウンノート・マインドマップと同じ場所です。ヘッダー色を選んでいれば、リボンもその色に合わせて明るく・暗くなります。 → 07 検索とナビゲーション
豆知識 💡
- Obsidianと行き来しても安全です — ObsiKOが知らない設定キーはそのまま保存されます(ただしソースのコメントはUIで編集すると失われます)。
- データはノートファイルそのものなのでバックアップ・同期・引っ越しが自由で、タグやグラフビューとも自然につながります。