LLMウィキを作る 📚
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散らばった資料をエージェントが自ら管理する知識ウィキに育てる機能です。映画の世界観、料理レシピ集、論文アーカイブ、業務ウィキなど何でも構いません。
← ホームへ: ObsiKO 101 · 上位: 16 AIエージェント
始め方
💡 プロンプトヘルパー ▸ ウィキタブでテーマを書くだけで始められます。ウィキがあれば、現況の確認や資料の整理・質問のお願いもそこからできます。→ 16-7 プロンプトヘルパー
- (任意)空のボルトを新しく開いて、エージェントに「LLMwikiを作って」と伝えましょう。
- エージェントがクイックスタート / ディープスタートを尋ねます。
- クイックスタート: テーマと言語だけ伝えれば基本の骨組みをさっと作成。
- ディープスタート: 自分は誰でなぜ集めるのか(再利用の軸)、ウィキの下位分類、資料の種類、更新周期、そしてエージェントの性格(ペルソナ)まで尋ねてより堅固に。
- 全部答えるとフォルダ・システムファイル・スタートガイド(
はじめにお読みください.md)まで一度に立ち上げてくれます。
📱 モバイルでも(ライト版)
デスクトップがなくても、スマホ・タブレットのチャットAIでライト版LLMウィキを始められます。
- チャットで「LLMウィキを作って」と言えば、核となる骨組み — ルールブック(
AGENTS.md)・index.md・00. Inbox/10. Raw Sources/20. Wikiフォルダ — を作ってくれます。この状態でも収集・質問・点検がルール通りに回る本物のウィキです。 - その後の運用もスマホでそのまま: ウィキボルトであることを自分で見分け、ルールを守って資料を整理します。「整理して」・質問・「点検して」すべてOK。
- 条件: チャットAIにAPIキーがあり、オプション(≡)で「ノート編集を許可」がオンになっていること。→ 16-8 チャット専用モード(モバイル・ウェブ)
- 完全版(エージェントの人格
Soul.mdインタビュー、/収集などのコマンドファイル、構造マインドマップwiki-map.canvas)はデスクトップのエージェントで続けて積み上げればOK — 同じボルトなので、スマホで作った骨組みがそのまま引き継がれます。
作られる構造
- システムファイル:
CLAUDE.md(入口・マニフェスト) ·Soul.md(エージェントのアイデンティティ) ·AGENTS.md(作業ルール) ·user.md(ユーザー) ·memory.md(共に決めた記憶) ·index.md(ダッシュボードインデックス) ·log.md(作業ログ) - フォルダ階層:
00. Inbox/— 新しい資料を放り込む受信箱。10. Raw Sources/— 原本そのまま保管(絶対に手を加えない)。11. Articles/12. Papers/13. Books…のように種類別に。20. Wiki/— エージェントが整理・管理するウィキページ。21. Concepts/22. Entities/23. Guides/24. Maps…のように分類。30. Queries/— 質問に答えた結果をページとしてまとめて保管する場所。80. References/— 画像・添付ファイルのボルト。
- 構造マインドマップ
wiki-map.canvas— ウィキ全体の構造(中心=ウィキ名、枝=分類)をひと目で見られるマインドマップも一緒に作られます。ドラッグして自分で直せます!
💡 下位分類の名前はテーマに合わせて変わります — 世界観ウィキなら
21. 人物/22. 勢力/23. 場所/24. 年表のように。
📥 Inboxに入れられる(=エージェントが読める)ファイル形式
00. Inbox/に入れたり、チャットにドラッグしたりしたファイルのうち、エージェントが読んで整理できる拡張子です。
| 種類 | 拡張子 | 備考 |
|---|---|---|
| テキスト・マークダウン | .md .markdown .txt |
ツール不要でそのまま読めます |
.pdf |
テキスト形式はそのまま抽出、スキャン(画像)形式はOCR(popplerが必要、Claude専用) |
|
| 画像 | .png .jpg .jpeg .gif .webp .bmp |
見て転写・説明(Claude専用) |
| オフィス・文書・電子書籍 | .docx .pptx .odt .epub .rtf .html(.htm) .tex .rst .org .wiki など |
Pandocが対応する数十種類のフォーマット(pandocが必要) |
| 音声・動画(転写) | .mp3 .wav .m4a .aac .flac .ogg .opus .wma · .mp4 .mov .mkv .webm .avi .m4v |
ローカルwhisper(+ffmpeg) または OpenAI/Gemini APIキーでクラウド文字起こし |
| データ(表) | .csv .tsv .json |
マークダウンの表に変換 |
💡
poppler・pandoc・whisperは無料の外部ツールです — 該当の形式を頼むときだけ必要で、入っていなければ一行のインストール案内を見せてくれます。(テキスト・画像・データ表は別途インストールなしですぐ動作! 文字起こしはwhisperなしでもOpenAI/Gemini APIキーがあればクラウドでできます。)動画URL・YouTube・RSSはファイルではなくアドレスで渡せばOKです。
運用の仕方(4大アクション)
資料を00. Inbox/に入れて話しかけるだけです。自然言語でも、スラッシュコマンドでも動作します。(以下の/収集・/質問・/点検・/状況は標準搭載のアシスタントコマンドではなく、LLMウィキを作るときにそのボルトに一緒にインストールされるルール(システムファイル)として動作します — なので自然言語で呼ぶ方が確実です。新しく作ったウィキはコマンドがデスクトップ・モバイルチャットの両方にインストールされ、スマホでも/収集が出ます。)
| したいこと | 自然言語 | コマンド |
|---|---|---|
| 資料整理・編入 | 「整理して」 | /収集 (ingest) |
| ウィキに質問 | そのまま質問 | /質問 (query) |
| 点検・校正 | 「点検して」 | /点検 (lint) |
| 現況を見る | 「状況を教えて」 | /状況 (status) |
- 収集: Inboxの資料を
10. Raw Sources/に原本として保管し、関連するウィキページをウィキリンクで結んで作成・更新し、index.md・log.mdまで整理します。同じ対象はページ1つだけ — 既存ページ(別名含む)を先に探して更新し、新しい表記は別名として追加します。同じ資料をもう一度入れても重複収集しません。処理したInboxファイルは一行の「処理完了」表示に変えておきます。 - 質問: ウィキページを根拠に出典を引用して答え、価値ある回答は
30. Queries/に保存します。 - 点検: 孤立ページ・壊れたリンク・インデックスのずれは直し、重複疑い・矛盾(
> [!warning]で表示)は勝手に統合せず候補として報告し、自分で決められます。 - 状況: 実際のファイルを数えて階層別の件数・最近の収集を要約します。
自分好みに調教する
Soul.md(性格)・AGENTS.md(ルール)・user.md(自分)・memory.md(記憶)を直接開いて修正するとエージェントの振る舞い方が変わります。ウィキがまさにエージェントの「脳」というわけです!(以前作ったウィキは記憶ファイルが隠しファイル.memory.mdのことがあります — 同じように動作します。)- 最初はボルトに作られた
はじめにお読みください.mdから読んでみましょう。 - (任意)パネルのオプション(≡)ボタン → 'git'カテゴリーで「エージェント作業後にgit自動コミット」をオンにすると変更がスナップショットとして積み上がり、リモート(GitHub)まで接続すれば自動バックアップまで!→ 23 設定とテーマ
📤 ほかの人と分け合う(このウィキを送る)
育てたウィキを友だちや同僚にも同じように使ってもらうには、1つのファイルにまとめて渡すだけです。
- ウィキのボルトで右上の 共有ボタン(↑の形) ▸ このウィキを丸ごと分ける ▸ [ファイルで送る] を押します(+ ▸ ナレッジパックを追加 ▸ このウィキを送る…、コマンドパレットの「LLMウィキを送る」でもOK)。
- 枠組みだけ送る(ルール・性格・フォルダ構成 — 受け取った人が自分の資料で始める)か 中身ごと送る(集めたページ・原本まで — ウィキと関係ないノートまで入れたいなら 「ウィキ外のノートも一緒に送る」 をオンに)を選んで ファイルに保存 すると、
ウィキ名.opackができます。(スマホではボルトの最上位に保存されます — ファイルアプリから共有してください。) - 受け取った人は 空のボルト を開き、+ ▸ ナレッジパックを追加 ▸ パックファイルを読み込む… でそのファイルを選べば完了。ルール・性格・コマンド(
/収集など)までそのまま届くので、すぐに動きます。
- 自動で外れるもの:個人ファイル(
user.md・memory.md・log.md— 空の枠にして送ります)、受信箱のまだ整理していない資料、ウィキと関係ないノート。画像・添付はパックに入れられないので外れます(受け取った側のノートでは空欄になります)。 - 受け取る前にひと目:AIが従うルールファイル(
AGENTS.mdなど)を開いて読め、ネットのアドレスやコマンドのように注目したい行には印がつきます。知らない人から受け取ったウィキなら、必ず読んでください。 - すでにウィキがあるボルトでは受け取れません(ルールが2つになるとウィキが動かないため) — 新しい空のボルトを開いて受け取ってください。
- 送ったあとの変更は自動ではついていきません。更新を分けたいときは、もう一度送るか、下の 購読アドレス を渡してください。
🔗 直すたびについてくる(購読アドレス)
ファイルは送ったときのままです。自分がウィキを直すたびに相手のウィキも変わるようにするには、購読アドレスを渡します。
- ウィキのボルトで 共有ボタン(↑の形) ▸ このウィキを丸ごと分ける ▸ [購読アドレスを作る] を押します(「このウィキを送る」画面の [購読アドレスを作る…]、コマンドパレットの「LLMウィキの購読アドレスを作る」でもOK)。
- 最初の一回だけ GitHub アカウントをつなぎます(送る人だけ)。上がるページ数と 知っておいてください を読んで [購読アドレスを作る] を押すと、
https://obsiko.com/s/…のアドレスが一行できます — [コピー] して相手に渡してください。 - 受け取る人はそのアドレスを押すか(案内ページ ▸ ObsiKOで開く)、+ ▸ ナレッジパックを追加 ▸ 購読アドレスで受け取る…(コマンドパレット「購読アドレスでウィキを受け取る」)に貼り付けて [見てみる] → [このボルトに受け取る]。登録やログインはいりません。空の新しいボルト に受け取るのがおすすめです。
- どのくらいでついてくる? ウィキを直すと1分ほどで自動で公開され(AIが整理中なら終わってから1版にまとめて)、受け取る人は 1〜2分以内 に追いつきます。公開は送る人のObsiKOがそのウィキのボルトを開いているときだけ(1台の端末でだけ)行われ、受け取る側も購読したそのボルトを開いていれば1分ごとに確認します。
- 誰が読める? ページは自分の GitHub に新しく作る 公開リポジトリ(
obsiko-pub-…)に 鍵をかけたまま(暗号化 — 鍵はアドレスの中)上がり、ObsiKO のサーバーには「何番目の版か」しか残りません。だから アドレスを持っている人は誰でも読め、受け取られたページは取り戻せません — 信頼できる人にだけ渡してください。 - 上がらないもの:自分の情報・記憶・作業記録(
user.md・memory.md・log.md)、受信箱のまだ整理していない資料、ウィキと関係ないノート。ウィキのページが使う 画像は一緒に 上がります。APIキーのように見える行があると、公開する前に止まって尋ねます。 - サイズの上限:購読はファイル3,000個・50MBまでです。
- 受け取ったウィキはロックされます:直せず(外部のエディタで直しても次の受け取りで戻り、直したコピーは
マイメモ/直したコピーに残ります)、アプリ内のAIも直せません。自分の考えはマイメモフォルダーに書いてください。送った人のルール文書は、このボルトのAIが従わないよう_ObsiKO/送った人のルールに読み物としてだけ置き、ここのAIはウィキを読んで質問に答えるだけです。他人のノートのネット上の画像は自動では読み込みません。 - 安全装置:送る側でページがまとめてたくさん消えたら、こちらでも消す前に尋ねます(消すとゴミ箱へ)。受け取る途中で何かがずれたら、何も変えずに 止まります。
- やめるとき:送る人は [公開をやめる](受け取る側に「終わりました」と表示)・[アドレスを変える](いま購読している人は全員切れます)、受け取る人は [購読をやめる] — 受け取ったページは自分のノートとして残り、また直せるようになります。
💡 ヒント — NotebookLMのように「自分の資料に基づく秘書」として使う
GoogleのNotebookLMのように、自分が集めた資料の中だけで答え、出典を付ける秘書として使えます。(上記のツール・意味検索がまさにRAGの役割を果たすので可能です。)LLMウィキを丸ごと立ち上げるのが負担なら、こう軽く始めてもOKです。
- まず資料を集める: 質問に使うPDF・文書・画像・音声・ノートを一つのフォルダ(例:
00. Inbox/や資料/)に入れましょう。形式は上記の「Inboxに入れられるファイル形式」表の拡張子であればOKです。 - 資料の中だけで、出典を付けて答える: 質問するとき一行だけ付け加えましょう —
- 「添付/このフォルダの資料に基づいてのみ答えて、出典(ファイル名・箇所)を付けて。資料になければ「ない」と正直に言って(でっち上げ禁止)。」
- NotebookLMがくれる成果物もそのまま:
- 「これらの資料の核心要約ブリーフィングを作って」・「スタディガイド(概念・予想問題)で」・「FAQ 10個で」・「タイムラインで」・「この2つの資料の違い・共通点比較表で」
- 「意味」で探す(意味検索): 「このテーマと似た部分を全部探して」のように頼むと、単語が違っても意味が近い箇所をローカルインデックスで探してくれます(検索結果を根拠に回答)。→ 有効にする方法は 16 AIエージェント
ObsiKOならではの利点: 資料と回答がすべて自分の
.mdファイルとして残り自分のものになり、さらに育てたければそのままLLMウィキに格上げして/質問(出典引用Q&A)・/点検まで回せます。つまり「一度使って終わりのノートブック」ではなく育ち続ける知識ベースになるのです。
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